化物語と刀語、他色々。
今日はこの空白の一年間を振り返り(?)つつ、ちょっと西尾維新系の作品についてお話でもしてみようかと思います。
そうでないと、なんで私が化物語のfigmaに狂喜乱舞しているか理解に苦しまれるんじゃないかと思うんでね、みなさん。
別にみなさん気にしてないでしょうけども、ま、このブログの流れってことでお暇な方はお付き合い下さいなー(*´∇`)
相変わらず、長いですよw
ちょうど、去年の今頃、化物語を読みますた。
失礼、噛みまみた。
でも本当はですね、戯言シリーズを読もうと思っていたんです(;´∀`)
その頃、仲良くしていた人がちょうど文庫本化されていたネコソギラジカルを読んでいたんですね。
それで話も盛り上がるだろうと思って戯言シリーズを読むつもりだったんですが、これ、結構値が張るんですw
さらに文庫本版はまだ完結していないとゆーね(;´∀`)
そこで、ネット上で集めた情報をもとに、西尾維新を素人が読むなら化物語からがいいだろう、という話を聞きつけ、化物語に手を出したのでした。
小説なんか、文庫本でしか読まないオレにとって、わざわざ箱入りのあの本を読むっていうことは結構抵抗があったのですが、よっぽどその仲良しと盛り上がりたかったんでしょう、一気に2冊購入しました、上下巻(*´∇`)
で、読んでみたら、これが面白いくらいオレのツボにハマったんですね。
しかも、文体とか、キャラとか、ストーリー展開とかじゃなくて、痛々しい主人公の安っぽい人助けに心動かされてしまったとゆー、なんともお粗末なお話w
困っている人を見ると、しなくてもいいことまでして、首を突っ込んでいくあの阿良々木君の性格にとっても自分のセンチメンタリズムが反応してしまったようでした。
その影響で、今でも西尾維新作品で一番好きなキャラが阿良々木君なわけです。
figmaで阿良々木君が欲しいわけです。
で、その後戯言シリーズを読みました。
んで。
西尾維新って、困った人だなぁ、と思いました。
同時に。
これが受け入れられる今の世の中って、どうなんだろうなぁ、と思いました。
さらに。
戯言シリーズが好きなあの子って、大丈夫か?と思いました。
↑ここで阿良々木君ネタに私自身の愚行が繋がりますw
でも、考えてみれば、阿良々木君のような主人公ばっかりですよね、最近のアニメとか、ゲームとか、ラノベとか。
ま、オレはそんなにそっち方面の作品を知っているわけじゃないので、あまり大胆なことは言えませんけどね(;´∀`)
で、どうもその辺の事情を理解するのに役立つ言葉が、「セカイ系」という言葉らしい、というところまでは辿り着きました。
これって結構大変だなぁ、と最近思うんですよね、セカイ系。
昨年の春からオレも10年振り位にちゃんと仕事を始めたんですけど、そこで出会う人たちを見てると特にそう思うのですわ。
その成果、どうも素直に西尾維新が好きになれない。
でも、その作品から距離をおくことも出来ない。
今、西尾維新原作のマンガ「めだかボックス」がジャンプで連載されてますが、あんなものにも手を出したりしてます。
余談ですが、めだかボックスはこれでもかってくらい西尾系のキャラが出てきますね。
キャラはトンがったキャラが多いけど、基本的にパターンが決まっているので、一度体験してしまうとあまり目新しさが無い西尾キャラ。
まソレは良いとして、西尾維新の作品に対してはそんな思いを抱きながらこの一年過ごしてました。
でも、化物語のアニメ化はとっても楽しみにしてました。
折りしも、昨年の5月まで嫁さんがアニプレックスに勤務していたこともあり、ちょろちょろと情報を入手しながら、あの化物語が映像化されるのか!と心待ちにしていたのです。
しかも、作るのは絶望先生以来大好きになってしまった、新房監督とシャフト。
阿良々木君のキャストはオレが脳内で、その声で再生しながら読んでいた神谷浩史ヽ(゚∀゚)ノ
これで期待するなというほうが無理ですぜ。
が、作品は非常に残念な出来でした(;´∀`)
世間的には大成功を収めたみたいでしたけどね。
私が一番好きなヒロイン、神原駿河のエピソードをあんなにつまらなくされたのが、一番失望したところでしたね。
あと、駿河に沢城さんは宜しくなかった。
ついでに言えば、ひたぎの千和も壊滅的にダメだったし、羽川さんの堀江由衣もイカンかった。
ヒロイン勢の中の人は、真宵が一番良かったですわ、個人的に。
そんなこんなで、化物語には失望し、今後は原作とキャラ(幸い、アニメ版のキャラデザはかなりお気に入りでした)だけで楽しめばいいやー、ってなっていたのですよ。
だから、ねんどろいどぷちで阿良々木君を含んだ立体化の話を聞いたときは喜びましたねー。
さらに、勝手に諦めていたfigma化まで来たらもうね、これ以上の幸せは無いですよ。
原作とフィギュアだけで、個人的に化物語はしばらく楽しめます。
今年発売予定の、傾物語、猫物語も楽しみですなー。
さて、もう一方のアニメ作品、刀語ですが、これは全く期待してなかったんですけど、面白いですね。
原作を読もうって気にはなりませんが、毎回一時間楽しく見てます。
こっちは化物語とは逆に、とがめの中の人の力が大きい気がしますね、楽しめる理由としては。
なのはさんの中の人だと思って期待していなかったから、余計かもしれませんw
つーことで、なんともまとまりの無い話になりましたが、個人的には今後もしばらく西尾維新作品とは付き合いが続きそうです。
人間シリーズあたりを次は読んでみようかと思います。
そんな風に過ごした一年でしたねー。
あ、でも去年一番の出来事は、娘が生まれたことだw